0404理事長・院長 増渕 稔東洋英和女学院は、1884(明治17)年にカナダ・メソジスト教会より派遣されたマーサ・J・カートメル宣教師により設立されました。開校当時の生徒数は僅か2名でしたが、その後、幾多の困難を乗り越え、現在は幼稚園、小学部、中学部、高等部、大学から成る総合学園として、キリスト教による人間形成を重んじる一貫教育を実践しています。建学の精神は「敬神奉仕」にあり、学院では毎朝、生徒、先生が集まり学校礼拝を守ることから生活が始まります。誰も見ていなくても、天の父なる神さまは自分たちをいつも見ておられることを学び、他者を理解し愛することのできる、人間性豊かな女性に育っていくこと、そのための基礎をしっかりと身につけていただくことが、私たちの目指している教育です。中高部長 石澤 友康生涯で最も多感で濃厚な中高時代をどのように過ごすかは、その後の人生の大きな礎となります。東洋英和の生徒たちは毎日のびのびと学校生活を送っています。それはキリスト教に基づいた自己肯定と他者尊重の精神が培われているからだと信じています。安心できる環境で自分の個性を発揮し、お互いを認め合う。隣人愛はそのような環境により育まれます。創立時より世界に目を向けた生徒主体の英語教育は学校として自信があります。芸術文化も長年大切にしており感性と教養を磨きます。そしてすべての教育活動の根底にはキリスト教による人格形成、「敬神奉仕」が据えられています。神を敬い、人を愛し、世に貢献し、未来を創る。これが東洋英和の使命です。神さまに見守られて過ごす学校生活で豊かな人間性を育む神を敬い、人を愛し、世に貢献し、未来を創る
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