明治学院高等学校は素敵だ!真の「自由」を見出すためにはSchool Guide 202502明治学院高等学校では、生徒自身が考え、様々なことを判断する場面が多くあります。そのような意味では、「自由な学校」だと見られています。一方で、本校の生徒は「自由」が勝手気ままに行動することを表すのではなく、自分自身の行動や判断には責任が伴うということを学びます。「責任ある自由」という言葉を大切にしているのです。明治学院は、「キリスト教に基づく人格教育」という創立者ヘボン以来の建学の精神に従い、自由・奉仕・勤勉といった価値観を有する人間を育成します。明治学院は、建学の精神に基づく教育と研究により、自らと隣人の幸福と繁栄を実現するための学力と人間力を培い、他者、他国、自然環境と共に生きることのできる21世紀の市民を育成します。明治学院高等学校は、「キリスト教に基づく人格教育」という建学の精神に従い、自らが隣人と共に生きるための教養と学力を培い、自由と真理を追い求め、世界平和の礎となる人を育成します。「一人ひとりを大切にする教育」、「他者を思いやる心」、「自主と自律」の実践を通して、小さくされた人と共に生き、共に喜び、共に泣くことのできる人、困難の中にあって希望を持ち、平和の実現に貢献する人の育成を目指します。明治学院が創立以来根幹としてきたキリスト教主義に基づく教育を通して、自己を相対化する力、他者への共感力、困難に立ち向かう力を育成します。具体的には、日常的なキリスト教教育活動を礎とし、幅広い教養を身につける科目・講座を通して、文系・理系などのコースに分けず、一つのHRで多様な考えを持つ生徒とともに過ごし、自主的・自律的に自己の進路を切り開いてゆくことを重視します。学校生活全体(勉強、行事、課外活動)に対して、真摯に向上心を持って取り組もうとする者、自分と他者を尊重し、自主性と自律性において成長しようとする者、自分の周りにいる人や社会に対して、関心や問題意識を持ち、平和の実現に寄与しようとする者を募集します。明治学院は2024年に創立161周年を迎えました。幕末にヘボン博士が横浜にヘボン塾を開いて以来、キリスト教に基づく教育を行い、幾多の有為な卒業生を世に送り出してきました。明治学院高等学校は2022年に新校舎が完成し、生徒たちは設備の整った新校舎でのびのびと学び、課外活動を行っています。この素敵なキャンパスが皆さんを待っています。−主はサムエルに言われた。「容姿や背の高さに目を向けるな。わたしは彼を退ける。人間が見るようには見ない。 人は目に映ることを見るが、主は心によって見る」 (サムエル記上 16章7節)「自由」は貴重なもので心地よいものですが、同時に厳しいものでもあることが聖書には描かれています。人間が自由意志を持つからこそ犯してしまう罪は、多くの苦難や悲しみをもたらします。自由に行動し、自由に発言することができるからこそ、私たちは「自由」の扱い方を真剣に学び、考えなければなりません。では、何を基準にして私たちは「自由」を扱ってゆけばよいのでしょうか。その基準を見出すために、人は学ぶのではないかと思います。学校での学びは、単に高い偏差値を得るための手段ではありません。高校での学習は、単なる高学歴へのステップでもありません。私たちを本当の意味で導き、物事を判断する知恵と知識を与えてくれるものが学問なのです。明治学院高校は、「真理はあなた方を自由にする」という聖書の言葉を大切にしてきました。真理を知ることによって、私たちは本当の意味で自由になるのだと思います。「自由」の扱い方を知るのです。明治学院高校で学ぶ生徒たちには、是非、真理を追い求めて本当の意味での自由を見出していってほしいと願っています。学院長 鵜殿 博喜高等学校長 德永 望─育成を目指す資質・能力に関する指針──教育課程の編成及び実施に関する方針──入学者の受入れに関する方針─①グラデュエーション・ポリシー②カリキュラム・ポリシー③アドミッション・ポリシー明治学院高等学校のスクール・ミッション スクール・ポリシー明治学院がめざす教育使命(ミッション) 隣人と生きる世界市民の育成スクール・ミッションスクール・ポリシー
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