15校外に出てさまざまな経験を積む機会を設け、人として幅を広げられるような教育を行っています。立志舎高等学校では、一人ひとりが社会と関わりを持つことを大切にしています。開校以来積極的に取り組んでいるのがボランティア活動です。20年以上続けてきた新入生宿泊研修での高知・桂浜の清掃活動は国土交通省から表彰を受けたほか、さまざまなボランティア活動に取り組んでいます。取り組みへの 生徒の意識も高く、生徒会を通したボランティア活動も盛んです。地域の方々との交流は、幅広い年齢の方々と関わることで生徒を大きく成長させてくれます。地域のお祭りに参加したり、町内会に校舎を貸し生徒が演劇や吹奏楽を披露したり、地域の方々に文化祭に来てもらうために催しものを工夫したりといったことも行って、交流を推進しています。 選挙権が18歳から与えられるようになり、主権を持つ国民としての意識を高めることはますます重要になっています。政治を遠いものにしてはいけないという思いから、立志舎高等学校では主権者教育に取り組んでいます。墨田区の選挙管理委員会の協力を得て、生徒が選挙管理委員会を組織して架空の選挙を行う「模擬投票」なども積極的に行っています。海外語学研修は、近年急速なグローバル化の進展の中で、生徒が自らの選択肢を広げ、将来世界で活躍できる人材になってもらおうと考え、実施することになりました。海外語学研修は、2年次の夏休みにオーストラリア・パースへ4週間滞在し、英語力向上や異文化の経験をしていきます。また、海外語学研修に行くまでの期間も学校にて英語力向上のサポートをしていきます。そして語学研修を経て「生きた英語」を身につけ、将来の進路に近づけていきます。ボランティア活動地域との連携主権者教育海外語学研修立志舎高等学校の取り組み
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