ICTの活用町田市立南中学校出身平成25年度高等学校卒業平成29年度学習院大学法学部法学科卒業2021年度より、生徒一人ひとりにタブレットを貸与し始めました。ロイロノートやスタディサプリ、Libryなどさまざまなアプリケーションを活用しています。授業だけではなくHRや進路指導などで活用することで、「一方向の教育」から生徒との「双方向の教育」を行う環境を実現しています。家庭環境から都立に進学予定でしたが、中3の時に初めて見た国士舘の野球に惹かれて入学を決意、学業優秀奨学生になることを条件に母親を説得し進学しました。印象に残っているのは硬式野球部で過ごした時間です。ハードな部活動と学業の両立に何度も心が折れかけ、野球ではメンタルの弱さゆえに重度のイップスを発症したこともありましたが、仲間とともに苦楽を乗り越え最終学年でレギュラーを獲得、その成功体験と「やり抜く」ことの大切さを学べたことは人生の指針です。何事にも恐れず“きっとうまくいく。まずは挑戦してみよう”という精神が身についたのもあの3年間があったからこそだと感じています。Kokushikan senior high school 20259日本放送協会(NHK)放送管理(編成)益田大貴さん夢をかなえるキャリアサポート社会人情報共有として生徒の提出物や小テストをロイロノート(クラウド型授業アプリ)で情報共有することにより、他者の考え方や発想に触れることができ、一つの答えだけではなく豊かな学びが可能となりました。個性の発掘としてタブレットを利用し、プレゼンテーションの作成・発表や実技科目の画像提出を行っています。生徒の表現力を細かく個々に見ることができ、隠れた能力や個性を発見し伸ばす教育をしています。生徒をより身近にタブレットの利点をリモート活用といった点で取り上げられますが、国士舘では導入により生徒一人ひとりに対し、より手厚い指導が可能となり、生徒を身近に感じられる教育活動を行っています。“まずは挑戦してみよう”という精神が身についたのは3年間があったからこそ特色ある教育人と社会を支える力
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