東京農業大学第一高等学校中等部|デジタルパンフレット
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東京農業大学の施設である3,000㎡の専用農場で行います。専門職員による指導のもと、田植え、除草、稲刈りを経験することで、耕し、育て、収穫する苦労や喜びを生徒一人ひとりが体感できます。中3では東京農業大学の食品加工技術センターで「味■づくり」を体験します。「発酵について」「麹にはどんな種類があるか」などの講義を大学教授から受け、その後実際に大豆を仕込んで数ヶ月かけて完成させます。STUDENTʼS VOICESTUDENTʼS VOICE08中等部 2年 村上 凜さん稲作に携わり、普段何気なく食べているお米がこんなに苦労して作られていることに驚きました。その分、お米を収穫したときの達成感は大きかったです。また、田んぼからカエルを一匹持ち帰り、育ててみたところ、カエルが■を食べなくなってしまい、元いた場所へ戻しました。これを機に生命の繊細さに気がつきました。田植えや稲刈りは暑く大変でしたが、自然や生命に、実際に触れて初めてわかることがたくさんあると感じました。高校 1年 福﨑 孟さん僕は料理が趣味で、味■もよく使うのですが、初めて麹と大豆を合わせるところから味■を手作りしたことで、味■の発酵期間や管理について知ることができました。そして、味■をこれまで以上に意識して使うようになりました。また、たくさんの過程や労力があって一つの食材「味■」ができていると実感し、あらためて食に感謝しようと思いました。できあがった味■は、生味■ということもあり、味■本来の香りやうまみを楽しめました。中1中3稲作の大変さ、生命の繊細さに気がつきました普段食べている味■の見方が変わりました米作りを体験食の伝統を学ぶ稲 作味■づくり

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