成立学園中学校|デジタルパンフレット
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学園の学び12サッカーに重点を置きたくて、成立学園に入学。中学では遠方のクラブチーム、学校、家の3カ所がそれぞれ遠くて大変でしたが、代わりに移動は勉強に費やしました。学外の活動でも勉強と両立できるように公式戦出場を公欠にしてくれたり、勉強の指導をしてくれたり、学校のサポートのおかげで続けられました。高校からは学校のサッカー部に入り、練習をまとめる立場になり、監督や選手の間で伝え方や環境づくりに悩んだことも。部内で相談して、授業に集中するためにスマホを自主回収したり、挨拶や清掃に力を入れたりと私生活から改善していった結果、高3でインターハイに出場!チームにも個人にも大きな自信になりました。共学で少人数だった中学とガラッと変わり、アスリートクラスは校舎も離れて男子だけなので、中高同じ学校にいても全く違う3年間ずつを楽しめました。鷲宮祭の決起集会をしたり、太鼓を演奏したり、ノリも良くてみんなでわちゃわちゃ盛り上がる楽しさがありました。ナショジオ学習での自分で考えて発表する体験や、スポーツだけでなく英検などの資格をちゃんと取ること、人としてのあり方や礼儀を大事にすることなど、多くのことを学んだ6年間。家族より長く一緒にいた仲間たちとは、これからもずっと続く関係で、自分は幸せ者だなと思っています。私が成立学園で得たのは、どんなことにも興味を示すことができる知的好奇心、その好奇心に基づいた行動を支える協働力、そして、他者に自身の考えを伝えるプレゼン力だと思います。中学校では、本当に数多くの経験をさせてもらいました。田起こし・田植え・稲刈り・脱穀、全ての行程を手作業で行ったアース・プロジェクト水田学習。数千年の樹齢を重ねた縄文杉と、最先端の科学技術に触れたアース・ツアー。大学教授による論語の特別講座やナショジオ学習と、挙げればきりがありません。このようなユニークで刺激的なプログラムにより、私の知的好奇心の幅は広がりました。そして、高校では探究クラスを選択することで、これを更に深めることができました。また探究クラスでは、協働的な学びと豊富なプレゼンテーションの機会から、コミュニケーション力と発信力を身につけることができました。これらすべての学びが後ろ支えとなり、卒業後は海外大学に進学し、自身をさらに成長させていこうと考えています。部活と勉強、そしてテニスとスカッシュを合わせたような「パデル」という競技の3つに取り組み、忙しいながらもとても充実した毎日でした。将来は、パデルというスポーツを日本に広め、地域コミュニティの創造に力を注ぎたいと考えています。中学では少人数だったので、すぐに打ち解けてクラスを超えて仲良くなりました。アース・プロジェクトの田植えでも、最後は泥相撲をしたり顔に泥を塗ったりして大笑いし、大好きな体験でした。パンデミックで卒業旅行が延期になった後、落ち着いてから春休みに自主的にみんなで行ったこともいい思い出です。朝5時に起きて千年杉まで歩き、帰りは疲れ果てて眠くなりながらもみんなで歩きました。鷲宮祭も高校はクラス別ですが、中学はクラスを超えて5グループに分かれたので、学年もクラスも超えて仲良くなりました。チアリーディング部は中学から入り、きつく感じた日々もありましたが、高校でも続けることを決意。チアは2分半の演技時間を全員が演技も意識も合わせ、作り上げます。1人の欠席やミスが影響する難しさを乗り越え、ノーミスで終わった達成感は格別です。中学で部長、高校では副部長を務め、後ろからチームの雰囲気を見て背中を押していくサポート役を果たすことができました。6年間同じ環境だったからこそ、自分の変化と成長が実感できました。(2024年度卒業)東洋大学福祉社会デザイン学部社会福祉学科笠原麻守さん(サッカー部)(チアリーディング部(中学部長、高校副部長))(2024年度卒業)日本大学商学部商学科小野寺凛花さん(2024年度卒業)Taylorʼs University accounting & finance佐藤文都さん(男子硬式テニス部(部長))勉強、部活、学外スポーツ、3足の草鞋でもいつも協働できる仲間と先生に支えられた全員が心も演技も1つになる2分半、6年間チアリーディングで得た集中力と達成感[卒業生メッセージ]

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