6房総半島の館山で、東京海洋大学の先生や大学生の協力・指導のもと、磯観察やシュノーケリングによる潜水観察を行います。大学の研究室で採集した海洋生物を観察することで、海の生態系を体感します。そして、「発見」「観察」「調査」「実験」を進め、結果をまとめてプレゼンテーションを行います。お米の栽培を、埼玉県久喜市にある成立学園の田んぼ(成立田)で行っています。中学の3年間で田植えから脱穀までの全工程に携わります。脱穀では、教科書のイラスト以外では見ることのない江戸時代に使われた本物の農具を実際に使うことで、体験が通常の学習にしっかりと結び付きます。入学後すぐに行う宿泊行事です。成立学園中学校の生徒としての自覚、クラスメートとの絆や連帯感・仲間意識を育み、これからの学ぶ姿勢(学び方)を身につけます。また、中2が自身の経験・成立学園の生徒としてのアイデンティティなどを発表という形で中1に伝えることで、自主性・発信力を伸ばします。世界自然遺産の地「屋久島」を自分の足で歩きます。歩数にして4万歩以上、自然の雄大さを肌で感じます。また宇宙センターがある「種子島」を訪問。最新の科学技術に触れつつ、宇宙への夢を膨らませます。地球の大自然と、悠久の歴史から広大な宇宙の未来に至るまで、本物を目の当たりにした感動とそこから得られた知識は、生徒たちにしっかりと定着していきます。ここで得た体験・知識が「世界へつながる視野」を育みます。日本の象徴である富士山周辺での活動を通して、生態系の仕組みや命の大切さ・恵みを感じる取り組みです。青木ヶ原樹海の探検では、富士山の歴史、地質、植物や動物などを体感します。また、陣馬の滝では水の透明度を測り、生き物を観察するなど、自然の中での実体験に基づく学習活動を行います。本物の思考力や理解力を育むには、本物の体験が重要です。さまざまな体験学習や校外フィールドワークを通じて、教科書では学べない「発見」「驚き」「感動」を共有します。それらが日々の学習とつながることで、本物の知識と教養を身につけます。多感な中学生の時期に多くの体験をし、将来について深く考えることは、教科や科目の学習に対するモチベーションや意欲の向上にもつながります。海のフィールドワーク水田学習国公立、私立大学問わず、受験生の学びへの意欲などを多面的・総合的に評価判定する総合型選抜入試の募集人員が増加しています。グローバル化や価値観の多様化に伴って、大学が求める力=社会が求める力が変化しているためといえます。ナショジオ学習で身につく高い学習意欲と学びへの明確な目的意識、そしてアース・プロジェクトでの活動歴は、希望する大学への進学に大きな力となります。アース・ツアーコミュニケーションキャンプチャレンジキャンプ体を使って、頭を使って、手で触って、本物を体験し、発見する!総合型選抜入試で問われる力アース・プロジェクト
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