武蔵高等学校中学校|デジタルパンフレット
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1515江戸時代の出版物をテキストに用いることもあります。いま出版されてい江戸時代の出版物をテキストに用いることもあります。いま出版されている新字体、現代仮名遣いの文章は、国語の一形態に過ぎません。辞書をる新字体、現代仮名遣いの文章は、国語の一形態に過ぎません。辞書を引きながら崩し字を判読し、あるいは旧字体の漢文を読み進める経験を引きながら崩し字を判読し、あるいは旧字体の漢文を読み進める経験をすることで、自らの力で触れられる世界を広げます。することで、自らの力で触れられる世界を広げます。自らの学びへ――中学では、百人一自らの学びへ――中学では、百人一首や説話などを通して古文の文章首や説話などを通して古文の文章に親しみ、3年からは古典文法や漢に親しみ、3年からは古典文法や漢文の基礎を本格的に学びます。高校文の基礎を本格的に学びます。高校では、歴史や思想をより広く学び、自では、歴史や思想をより広く学び、自ら調べる演習の授業によって古典へら調べる演習の授業によって古典への理解を主体的に深めていきます。の理解を主体的に深めていきます。高校2年の現代国語では、与えられ高校2年の現代国語では、与えられたテーマを元に、各自が調べ考えたたテーマを元に、各自が調べ考えたことをレジュメにまとめて皆の前でことをレジュメにまとめて皆の前で発表し議論する、少人数のゼミ演習発表し議論する、少人数のゼミ演習授業になります。一つの作品をじっ授業になります。一つの作品をじっくり掘り下げ、お互いの意見を論理くり掘り下げ、お互いの意見を論理的に交わす経験を積んでいきます。的に交わす経験を積んでいきます。中1から近現代の文学や近世以前の様々な中1から近現代の文学や近世以前の様々な文章を読み、理解し、その上で自ら考え、書文章を読み、理解し、その上で自ら考え、書き、発言することを重ねていきます。中学高き、発言することを重ねていきます。中学高校の6年間を通じて、他者の心情を想像す校の6年間を通じて、他者の心情を想像する力、現実を見極める力を養い深めていき、る力、現実を見極める力を養い深めていき、高い知性を備えた人物となって欲しい。これ高い知性を備えた人物となって欲しい。これが国語科の望んでいることです。武蔵で培っが国語科の望んでいることです。武蔵で培った読解力と思考力は、変化の激しいこれかた読解力と思考力は、変化の激しいこれからの世の中を生きていく上で、大きな力とならの世の中を生きていく上で、大きな力となることと思います。ることと思います。▪原典に触れる学び▪原典に触れる学び▪古典教育▪古典教育▪ゼミ形式での探究▪ゼミ形式での探究国国語語

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