私は法政大学高等学校の最大の魅力は、生徒一人ひとりが自分の学びたいこと・挑戦したいことに積極的に取り組める環境にあると考えています。大学付属という利点を生かして高校三年間という限られた時間を自分のために最大限有効に使うことができます。また文理選択が無いことや、自分の好きな授業を自由に選択することが出来る必修選択授業があることも特徴の一つです。私も受験に捉われることなく、部活動と生徒会活動に二足の草鞋で取り組むことができています。これまで生徒会では制服の改定や校内でのスマートフォン使用に関するルールを時代に合ったものへと改定してきました。今後も生徒が主体的に学校の在り方について考えられる学校を目指していきます。 高2・高3では、将来の自分の進路に合わせて、自然科学や人文・社会科学、語学など様々な領域から選択して学習します。将来の進路に合わせ、文系と理系の両方の領域から授業を選択することも可能です。大学のようにテーマごとにゼミが設置され、文献の輪読や調査、討論・発表などをするものもあり、専門的な内容やスキルを先取りした授業が設置され、大学進学後の学習を一歩リードできる内容になっています。 「自分で進路を選択すること」をテーマに、夏季休暇・冬季休暇前のそれぞれ2週間、特別講座を開設しています。普段の授業では学べないような様々なジャンルの魅力的な授業が設置されており、自分の将来を見据えながら選択していきます。こうして「選択」を重ねていくことにより、高校2・3年次に設定されている必修選択講座、法政大学進学時においての学部学科選び、さらにはその先の自分の未来を考えさせる内容となっています。 2023年度は夏期にブリティッシュ・コロンビア大学、ビクトリアで約2週間、希望者を対象にホームステイをしながら現地校(Royal Roads University)に通いました。大学構内でカナダの自然保護や環境保全の実例や意識について学び、オフキャンパス研修やアクティビティで、実際の現場を体験しました。全てのプログラムはRoyal Roads Universityの監修により、英語で行われました。 英語で学び英語で発信していく力を身につけるだけでなく、社会性と国際性を育む機会となります。SCHOOL GUIDE 2025 14[ 必修選択講座 ][ 夏期・冬期特別講座 ][ 夏期カナダ研修 ]カリキュラム 高校編高校生徒会長 M.Y.「選択」する経験をとおして、自らの将来を考える生徒会長からのメッセージ私の考える法政高校の魅力
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