法政大学中学高等学校|デジタルパンフレット
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 本校では多くの取り組みを通して、自分の学びたいことや実現したいことを具体化させ、卒業後のキャリア形成に繋げます。 その中でも高2で週1時間、高3で週2時間設けている「総合的な探究の時間」では、①【自己理解・自分らしさ】、②【他者理解・コミュニケーション】、③【社会課題・解決の探り方】の3つを目標として掲げて取り組んでいます。高2ではさまざまな活動を通じて、自分は何者なのかを客観的に理解し、自分の生き方を見つめ直すと同時に、自身の考えを他者と共有し合うことで協働性やコミュニケーションスキルを身に付けていきます。また、修学旅行訪問地の地域課題を切り口として、日本の社会的課題について考察します。高3では自分の興味・関心を軸にテーマを設定し、個人やグループで探究活動を進めます。 また、法政大学への進学が内定した生徒は高3の3学期に多種多様な講座から選択して学習する「三学期講座」に取り組みます。 法政大学に進学した卒業生を各学部から招き、どんな夢や目標を持ち、大学でどんなことを学んでいるのか、そのために高校時代にどんなことが大切なのかなどをテーマに講演してもらいます。「なりたい自分」をイメージするためには、大学で活躍している卒業生の姿や話は大いに参考となります。高校2年生の冬に行われるOB・OG講演会をきっかけに、自分の進路をより具体的なものにし、高校3年次の学習につなげていきます。07 HOSEI UNIVERSITY JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL 法政大学のアイデンティティや教育目標を理解するための法政大学主催のプログラムとして、高大連携プログラムは、「大学で学ぶ意義」と題した講演をはじめ、座談会、付属校生へのメッセージと質疑応答などを行っています。その他にも希望者を対象として、総長杯英語プレゼンテーション大会、理系学部の授業を体験できる「ワンデーサイエンスカレッジ in 法政小金井キャンパス」(8月実施)や法政大学の留学生と交流する「 HOSEI Summer English Camp 」(8月実施)など、様々な高大連携のプログラムがあります。 高校卒業後の進路を決定していくにあたって、生徒一人ひとりに合わせてサポートできるよう進路情報室を設置しています。ここでは 教員や職員と面談・相談することができ、幅広い分野の中から、自分にあった進路選択ができるようにサポートしています。法政大学の各学部の研究内容をはじめ、他大学入試に関する情報など、様々な資料や情報を生徒に提供しています。大学につながる学びOB・OG講演会付属校のメリットをいかし、進路を切り拓く高大連携プログラム進路情報室法政大学中学高等学校は法政大学の付属校であり、例年85%前後の卒業生が推薦で法政大学へ進学しています。法政大学への推薦資格を得るためには、高校3年間の総合成績をはじめ、英語資格試験や基礎的思考力確認テストで法政大学が定める基準を満たすことが条件となりますが、例年95%以上の生徒が基準をクリアしています。法政大学の推薦資格を保持したまま、一定の条件の下で他大学受験ができる制度もあり、幅広い選択肢の中から自分の進路を選択することができます。To The Next Stage法政大学への高い進学率Merit01Merit03Merit02Merit04

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