玉川学園で夢を見つけ、学び、巣立っていった卒業生たちの姿は、在校生の良きロールモデルとして活かされています。玉川学園の広大なキャンパスの中で7年生から6年間、充実した学校生活を送りました。「個性尊重」の教育理念の通り、自分の興味のあること、経験したいことを積極的に後押しして取り組ませてくれる環境でした。在学中は玉川学園展ペガサス祭実行委員や礼拝委員、中央委員などの委員会に所属し、さまざまな行事の裏方を経験しました。現在は、獨協医科大学埼玉医療センター等の医療機関で医師として活動しています。玉川の丘で過ごしたかけがえのない日々は宝物であり、卒業後も温かく迎えてくれる雰囲気が大好きです。これからも全人教育で養われた力を活かし、小原先生のモットーを忘れずに頑張っていきたいです。玉川学園では学業だけでなく、クラブ活動や海外研修、物理の研究、自由研究など、多種多様な活動に主体的に取り組むことができました。小学生のころからスポーツ医学に興味があり、自由研究の授業では7年生でスポーツ科学、10年生からは統計学に所属し、スポーツ医学の探究を進める中でスポーツドクターになりたいと思うようになりました。4月からは玉川学園と同じ全人教育を理念の一つに掲げている北海道大学の医学部に進学します。将来は、海外でも積極的に活動し、国内のスポーツ医学をさらに発展させていきたいです。また、多くのアスリートをサポートし、医学的観点から選手たちのパフォーマンス向上に貢献したいです。獨協医科大学埼玉医療センター 医療法人社団 永優会 医師北海道大学 医学部医学科7年生で玉川学園に入学し、玉川大学教育学部を卒業後、現在は川崎市の小学校で教員として働いています。チアダンス部GLITZとして活動する中で学んだ「協調性を持つことの重要性」は、現在も教員全員で学校を良くする上で役立っていると感じます。玉川学園展ペガサス祭など、発表する機会が多くあったことも楽しかった思い出です。授業でわからなかったことや気になる点を、丁寧に優しく教えてくれた先生方の子どもたちへの接し方、教え方などは今、小学生へ教育する立場の私に大きく影響しています。これからも学習面の指導はもちろん、生活面でも子ども一人ひとりに親身になって寄り添えるような教師を目指していきたいです。公立小学校教員TAMAGAWA ACADEMY 2025 30鈴木 優仁さん(2010年度卒業)藤本 一信さん(2023年度卒業)中島 瑞理さん(2016年度卒業)
元のページ ../index.html#31