自由学園中等部・高等部|デジタルパンフレット
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超実践的教科横断授業「家庭科×数学×科学+α」の街中を車いす体験!クリスマス午■会の食事■で薪を使って炊くご飯08自由学園 中等部・高等部 School Guide 20252024年4月から、自由学園は共生共学化がスタートしました。共学化を迎えるために、全校生徒が参加する会議やワークショップ、話し合いが行われ、スタートした今も様々なシーンで対話が行われています。生徒たちが話し合ってきたテーマは、「校舎」「制服」「委員(生徒会)の役割や選挙の方法」「中高のつながり」など、多岐にわたります。ファシリテーションも学びながら、対話を通じて合意形成を図り、状況に応じて見直しをしていく「自治」のプロセスが、市民性を育み、平和で民主的な社会をつくり出す土台となる大切な学びになっています。食事作りでは、家庭科の授業の一部として、数百人分を料理します。教員の助言を受けながら、食事作りというひとつの事業が、どのような準備と協働から成るかを繰り返し経験します。調理技術だけでなく、段取りやトラブルへの対処など、計画と実行を経験し、栄養価や費用も計算するので、プロジェクトマネジメントや経営マネジメントにつながる教科横断的な学びになっています。共生学では、主に平和・環境・人権について学びます。各教員が準備した、生きた社会課題を学べる約20講座を、生徒は半年かけてひと通り学んでいきます。後半は、学年やクラスの壁をなくし、生徒が希望したテーマに分かれ、深掘りしながら問題発見・解決へのアクションを試みます。実社会の問題への関心を育む貴重な時間です。教科の枠を超えた複数の教員が担当し、生徒とフラットに議論することで、教員も生徒も様々な視点から学び合い、次の学びに生かしていきます。もしあなたが政治家になったら、どうしますか?学園をひとつの社会として、生徒自身がつくる『自治』勉強したことの生かし方、知っていますか?様々な学びを社会課題解決に導く『共生学』生徒全員分の食事作りから学ぶマネジメントスキル中等部・高等部 学びの特長中高で協働、異年齢で学べる!自由学園にしかないアクションラーニングとプロジェクトベースの学び

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