1年間の学びを自分たちが最も得意とする形で発表し、様々な人からフィードバックをもらう特別な2日間A■t■o■ e■r■i■g■P■LA■t■o■ e■r■i■g■P■L毎週土曜日は、集中して一つのテーマに取り組む学び『探求』の時間として確保されています。生徒それぞれの興味や問題意識から出発し、自ら問題を発見し、主体的・協働的に学び、問題解決に向かう力を養います。一般に「探究」の文字が用いられますが、自由学園では、その問いが生涯を通じてあらゆる可能性に広げるという意味を込めて「探求」を用います。自由学園の探求の特長は、生徒が探究した内容を他の生徒や様々な教員にプレゼンし、外部の専門家からも意見が得られるリフレクションの機会が保たれていることです。自らの意思で突き詰める探究活動が自己満足に陥らないように、自由学園では他者の意見や評価を得る仕組みが多く用意され、さらなる広がりを生み出しています。自由学園 中等部・高等部 School Guide 2025菌による発電を調べて記録を繰り返した基礎実験学校を舞台にした3DCGアニメーション作品を制作校舎が飛び立つ映像の一コマ「探求や共生学で学んだことを、テストやレポートで教員が評価するのは何か違う…。学びの評価は、振り返りと、多様な人からのフィードバックで成り立つはず。」そんな思いから、年度末に学びを広く共有する機会を設けています。プレゼンや展示、パフォーマンスなど、様々な方法で学びを表現し、ゲストとの交流を楽しむフェスのような時間です。和紙から布作りに挑戦し実際に糸を紡ぎ小物を仕立てた損益計算などの簿記の基礎に触れ収益を生んだスクールカフェの経営音楽好きから発展し、シンセサイザーの仕組みを研究、実際に制作した太陽光を利用した暖房機の開発素材や形状、熱効率などを研究09この先の人生で、なにをしたいですか??夢中や熱中を一年がかりで体験する『探求』学びの共有会『まなコレ』
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